おいしい食・BEST・1      

(この文面は、フィクションではありま○んが、フィクションです。)

 めでたく、おいしい食・BEST1・に輝いたのは礼文島のスコトン岬の北にあるドド島の海岸の昆布に群がるウニでした。
(こちらの写真は民宿のです。念のため)

小生、小説家で直木賞を受賞したいです。
以下の空想小説はいかがでしょうか。

1989年のことです。稚内市にバイクをおいて礼文に渡りました。
ある人(とほの宿)の紹介で漁船に乗り、ドド島へ行きました。そこで教わったのが、ウニ取りでした。
礼文、利尻のウニは、コンブが良質のため、相当おいしいウニなんだそうです。
これは密漁になりますので、逮捕です。念のため

さっそく、海パンになり、海にもぐります。はじめは全然取れませんでした。
でも、「昆布のひらひらしたところに足を持っていき、足先でさぐるんだよ、ウニの感触がわかれば取れるよ」、
と教わり奮闘の末30分ぐらいでやっと1匹取れました。やったーーー。
 1匹取れたら、次々に取れるようになりました。結局1時間半くらいで、15匹取れました。

 取り終わると、「ちょっと見せて、小さいのは逃がすから」ということで、12匹逃がすことにしました。
これもしょうがないと納得して、さっそく3匹を食べ始めます。

 「エゾバフンウニが2匹、ムラサキウニが1匹だよ」と言われたかなーと思います。
はっきりいってよくわからない、覚えていません。)

 石の上にウニをおき小石でたたきます。ウニが、
いたいいたいで触手をばたばたさせます。
パカンと割ると、黄色いウニがでてきました。(当たり前ですが)
海水の塩水につけて食べると、これがまーーーーーーおいしいこと、
なんじゃーーこれーーーといった感じです。

 ところが1990年代になり、あるライダーの話では、もう私みたいな人が結構いて、トド島もさびれてしまったとのことです。
残念なのか、良かったのかーーどうでしょうか。

 とにかく、私が今までの人生の中での一番のおいしい食・BEST1でした。



みんなウニをゲットして、はいポーズ
(この写真はCGです。)


ツーリング等レポート1989年を参照してください。